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代表者挨拶

代表者挨拶

私は教会に通う前からボランティアに興味があり、大学のゼミでNPOや市民社会論について勉強していましたが、周りの友達の多くの目的は受験や就職でした。『心から人のために何かやりたい』と思ってボランティアをする人はいるのだろうか、と常に疑問に思っていました。

そんな時に教会に通いはじめました。天地万物と人間を愛して創造した神様を知り、その愛に触れることで私の心は満たされました。教会に通い始めて数年がたち、自分も神様の愛を持って周りの人に対して何かしたいと思うようになりました。そこで、まず同じ教会の仲間と一緒に特別養護老人ホームでの歌ボランティアをはじめてみました。

いざやってみると、ボランティアに行くたびに訪問先の方々が涙されながら喜んでくださいました。その姿を見ながら心がいっぱいに満たされました。

『ただ神様が好きで、神様が愛する地球、神様が愛する人達のために何かできたら』と思ってやっていたのに、結局いつも愛で満たされているのは自分自身でした。

そこで、ふと自分の価値観の変化に気づきました。大学のころは目に見える実績を重視し費用対効果を考えていました。しかし、今は真心で行なったことが人に伝わったときに自分も喜び、神様も喜んでくださることがうれしい、そう考えて行なっている自分がいました。

大学時代にボランティアについて疑問を持ったことも、結局は自分の価値観がすさんでいたからそう見えたのだと気づくようになりました。

CGMボランティアは『神様が愛する地球と人を愛する』という精神で真心から行うボランティアです。これはCGM創設者の鄭明析牧師が語られるボランティアの精神であり、私もその牧師の伝える御言葉を聞いて少しずつ考えが転換され、真心でボランティアを行うことができるようになりました。

真実に行いたいからこそ、その時々で社会の中で一番必要とされるものを考えたいと思い、SDGsにも積極的に取組み、社会福祉協議会等にも相談しながら実質的な活動を心掛けています。

まだまだ微力ですが、真心で行う姿勢を今日も大切に、少しでも地域の皆様が喜ばれる活動を行なっていきたいと思います。

CGMボランティア・西日本代表 松本陽恵