日本のゴミ拾い文化とオリンピック
盛り上がった平昌オリンピックがついに幕を閉じました!
日本人選手がたくさんのメダルを獲得し活躍している姿を見ると、2年後の東京オリンピックがますます楽しみになるばかりです。
さて今日は、いつもの活動報告ではなく、「オリンピック」と「ボランティア」について書いてみたいと思います!
世界で賞賛される「日本のゴミ拾い文化」
オリンピックではありませんが、以前ブラジルワールドカップの時、日本人のサポーターがスタジアムのゴミを拾っていた姿が現地紙から多数取り上げられていたのをご存知でしょうか?
誰に言われるわけでもなく自発的にしたこのゴミ拾い活動が、メディアに載るほどに注目を浴びたことは、とても素晴らしいことですよね!
同時にTwitter上でも、「尊敬すべき行動だ。私達も学ばないといけない」など、たくさんの言語で賞賛の声が挙がりました。
そしてついには、日本人だけではなく、現地のブラジル人や他国のサポーターも一緒にゴミを拾うようになったそうです。思わず心が温かくなりますね^^
海外の多くの国では、ゴミを平気でポイ捨てします。
日本のように、学校で全生徒が一斉に掃除の時間が決められているということも、世界では少数で珍しい文化です。
東京オリンピックと「おもてなし」
2020年の東京オリンピックまでいよいよあと2年です!
国立競技場の建て直しも急ピッチで進み、外国人観光客の受け入れ体制の整えなど関係各所で奔走していることでしょう。
オリンピックは日頃の選手の研鑽を称えることがメインテーマですが、ホスト国としては、海外から訪れた人に少しでも笑顔で帰ってほしい、という思いもありますよね。
その思いが、「おもてなし」という単語に集約されているように思います。
街にゴミがなく、きれいだったら?
他人のポイ捨てしたゴミを拾っている姿を見たら?
困っている外国人の方を積極的に助けていたら?
そんな日本人の姿が海外の方にも触れてもらえる機会でもあると思うと、
「ただ騒いで楽しめばいい!」という考えだけでいるのは、物足りない気がしますよね。
自分たちが騒いで楽しむだけではなく、日本特有の「おもてなしの心」で、
海外の方々を気持ちよくお迎えする機会になるとうれしいですね^^
「心」を大切にするCGMのボランティア活動
私たちCGMのボランティア活動では、ゴミを拾うという行為だけではなく、
その時の「心」も大切にしています。
たとえば、街のゴミを拾うことは同時に「自分の心の中のゴミを拾うこと」だと考えています。
そうすることで街だけではなく、自分の心の中もきれいにする時間になったりします。
また、ゴミを拾いながら相手の立場を考えることも学べたりします。
以前、ある参加者の方が「昔はゴミを捨てる側だった。捨てるだけの人には、それを拾う人の気持ちはわからない。実際に拾ってみて初めてその気持ちがわかった。」とおっしゃっていました。
普段の生活の中でも、いつも相手の立場になって考えていけば、自分の行動がよりよく変化していくのだと思います。
このように、一人ひとりの心がけが変わることは小さなことに思えますが、それが世の中をよくする第一歩だと信じて、これからも活動を続けていこうと思います!
投稿者プロフィール
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東京でのボランティア活動をしています。
微力ではありますが、各分野のお力になれれば幸いです。
皆さんとの出会いを楽しみにしています^^
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